オレンジ特集
オレンジは、柑橘類の中では、世界で一番生産量の多いフルーツです。日本に輸入される果実の中でもバナナ・グレープフルーツに次いで第3位の実績を誇っています。インドのアッサム地方で誕生したオレンジは、15～16世紀初めに中国からポルトガルに渡り、地中海沿岸諸国に広まったといわれています。日本に導入されたのは明治時代でした。現在の主な産地はアメリカ、ブラジル、スペイン、イタリア、メキシコです。オレンジには、他にもビタミンＡ・Ｂ1・Ｂ2・食物繊維などが含まれています。 成人病予防や食欲増進、ストレス解消・風邪の予防・美肌保持など多くの効用があるといわれています。果皮、果肉共に適度な甘味・酸味をもち、香り高いため、生食用のほか、ジュースの原料や料理にソースにと広く使われています。果皮もオレンジピールやリキュールの原料として活用されています。果皮の色が鮮やかなオレンジ色でハリとツヤがあり、持ったときにずっしりと重みを感じるものを選びましょう。同じ大きさでも軽い果実は水分が少なくてパサパサしていることがあります。また果皮がフカフカしているもの、キメが粗いもの、形がいびつなものは味が落ちていることがあるので避けたほうが無難です。
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