にんじん特集

にんじんは、日本では主に、北海道、千葉県、徳島県などで多く作られています。もともとにんじんは、アフガニスタンが原産地といわれていて、そこから西と東に分かれて伝わり、東に広がった、赤くて細長い「東洋にんじん」と、西に広がった、オレンジ色で太く短い「西洋にんじん」に大きく種類が分けられます。日本で栽培されて人参の主流は、江戸時代後期にヨーロッパから伝わった西洋にんじんにあたります。
人参の主な栄養素は、β-カロテン(ビタミンA)が多く含まれているのが特徴です。これには、抗発ガン作用や、免疫力の向上、高い抗酸化作用による身体全体のアンチエイジングなどの効果があるとされています。β-カロテンは、皮のすぐ内側に多いので、皮をなるべく薄くむくか、皮ごと調理すると効果的に栄養をとることができ、また、油脂と食べると吸収が良いことから、油といっしょに調理することで吸収力が上がります。
にんじんを選ぶ際は、色が鮮やかで、首の部分に黒ずみがなく、先端が割れていないしっかりとしたものを選ぶと良いでしょう。保存をする場合は、切り口をぴったりとラップで塞いで冷蔵庫で保存するか、もしくは扱いやすい大きさに切って、生のまま冷凍保存しても便利です。

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      2016.06.13

      大根とにんじんの細切りサラダ「和風なます」風

      片岡護の本格イタリアン

      調理時間:12分