イタリア米

イタリアでは、お米は炊くものではなく煮る食べ物ともいわれています。日本のお米よりも色は白っぽく、細長く、一回り粒が大きいのが特徴です。イタリアで一般的に食べられている米は、カルナローリ種と呼ばれ、日本米に比べ全体的に粘り気が少ないので、調理した際にべたつかずリゾットやサラダ、デザートにも使われます。

諸説がありますが、もともと薬として南イタリアに入ってきたとされています。穀類として本格的な栽培が始まったのは16世紀頃だと言われており、その頃は珍しい食べ物として貴族が食べるお菓子用の材料として使われていました。ルネッサンス期の宮廷料理に盛んに登場しています。
粒の大きい米は形を生かしたリゾットなどに使い、粒の小さい米はスープやお菓子に使われることが多くなります。このように種類によってイタリアではさまざまな料理やお菓子に米が用いられています。

現在、日本で手に入るイタリア米の中には何年か熟成しているものもありますが、これはリゾットにもパスタ同様アル・デンテが好まれるイタリアならではで、硬化した古米や古古米の方が好まれることが多いからです。新米が重宝される日本と違いますね。

 7

  1. 新着順
  2. 人気順
    • エリンギのリゾット

      2020.02.05

      エリンギのリゾット

      片岡護の本格イタリアン

      調理時間:30分

    • 菜の花のリゾット

      2020.02.05

      菜の花のリゾット

      片岡護の本格イタリアン

      調理時間:25分

    • 菜の花と海老のリゾット

      2017.03.31

      菜の花と海老のリゾット

      片岡護の本格イタリアン

      調理時間:25分

    • ビーツのリゾット

      2017.02.24

      ビーツのリゾット

      片岡護の本格イタリアン

      調理時間:30分

    • 焼きリゾット

      2016.06.13

      焼きリゾット

      片岡護の本格イタリアン

      調理時間:10分

    • リゾットミラネーゼ

      2016.06.13

      リゾットミラネーゼ

      片岡護の本格イタリアン

      調理時間:25分

    • グリーンアスパラガスのリゾット

      2016.06.13

      グリーンアスパラガスのリゾット

      片岡護の本格イタリアン

      調理時間:25分