かぶの特集

かぶは、日本では古くから親しまれてきた野菜の一つで、全国各地にわたり100を越える品種が栽培されてきました。主に、現在日本では千葉県や埼玉県、青森県などで生産されていて、旬は10月~12月ころです。
かぶの白い根の部分はアミラーゼを含んでおり、これはでんぷんの消化酵素としてはたらき、胃もたれや胸やけを解消する働きや、整腸効果 があります。しかし、根の部分よりも葉の部分の方が豊富な栄養が集まっていて、抗発ガン作用や免疫力を高めるβ-カロテン、ビタミンC、カルシウムやカリウムなどの栄養素も備わっています。サラダや塩もみなどで、生のまま食べることによって、酵素の働きが活かせ、ビタミンCも無駄なくとることができます。
良いものを選ぶには、葉が活き活きとしてしゃきっとしている物を選ぶと良いでしょう。持った時にずっしりと重みを感じる物の方が、水分がしっかりと詰まり、美味しいものになります。かぶは大根などと同じように、買ってきたらまず葉を根元から切り落とし、根の部分と別々に保存します。付けたままにしておくと葉に水分や養分を吸い取られやすくなります。かぶは皮も食べることができますが、中かぶや大かぶの場合、皮を厚めに剥いてから調理したほうが食感が良くなります。ゆでる際は火の通りが早いため、ゆですぎに注意しましょう。

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