おいしい栄養満点!クレソンの美味しい食べ方と選び方
クレソンは明治初期に西洋から導入され、日本に広まった帰化植物です。そのピリッとした辛みが特徴で、オランダがらしや水がらしとも呼ばれています。今回は、クレソンの旬や選び方、栄養価、おすすめの食べ方についてご紹介します。
クレソンの旬と選び方
クレソンは年中出回っていますが、質の良いものは早春に楽しむことができます。しっかり茂ったぴんとした葉で、太すぎない茎を選ぶのがポイントです。寒い季節には葉が紫色に変わることもありますが、味わいに影響はありません。
クレソンの栄養と効能
クレソンはビタミンC、カルシウム、鉄などの栄養素が豊富で、カロチンもたっぷり含まれています。健康に良い成分がたくさん含まれているので、日常の食事に取り入れると良いでしょう。
おすすめの食べ方
クレソンはさまざまな食べ方が楽しめます。肉料理の付け合わせとして定番ですが、生でサラダにしたり、ゆでておひたしにしたり、裏ごししてスープに利用することもできます。また、かき揚げなどにもアレンジできます。クレソンの風味と栄養を存分に楽しむために、ぜひ様々な料理に取り入れてみてください。
クレソンとラディッシュのサラダ
まずは、クレソンとラディッシュのサラダから。以下がその手順です。
材料
- クレソン…2ワタ
- ラディッシュ…5~6個
- ワインビネガー(白)…大さじ1
- オリーブ油…大さじ2
- 粒マスタード…小さじ1~1.5
- 塩・こしょう
手順
- クレソンは葉を摘み取り、茎は塩を加えた湯でサッとゆで、水にさらして水けをしっかり絞ります。
- ラディッシュは薄い輪切りにして、水にさらして水けをきります。
- ワインビネガー、塩小さじ1、こしょう少々、粒マスタード、オリーブ油を合わせてよく混ぜます。
- クレソンとラディッシュの水けをよくきって合わせ、ドレッシングであえます。
- 塩とこしょうで味を調え、器に盛り付けます。
クレソンのおひたし
次に、個性的な組み合わせが楽しめるクレソンのおひたしのレシピです。
材料
- クレソン…2ワタ
- サラミソーセージ(薄切り)
- 塩
手順
- クレソンは茎の太いほうを2cmくらい切り落とし、飾り用に少し残して、塩少々を加えたたっぷりの熱湯でサッとゆでます。
- すぐに冷水に取ってさらし、水の中で根元を揃え、水けを絞って2cm長さに切ります。
- サラミソーセージは細切りにし、フライパンで軽く火を通して取り出し、油をきります。
- クレソンとサラミをあえ、器に盛り付け、飾り用のクレソンを添えて完成です。
まとめ
クレソンはヘルシーで風味豊かな野菜であり、多彩な食べ方が楽しめます。季節を問わず手軽に取り入れられるクレソンを活用して、美味しさと栄養を存分に味わってみてください。