しいたけの魅力とは？バリエーション豊かなレシピで味わいを楽しむ
目次
しいたけの特徴と栽培
しいたけは、生のものも干したものも香りと味が良く、日本の食文化に欠かせないきのこです。元々は椎などの広葉樹に自然に生えるきのこでしたが、江戸時代から栽培が行われており、現在では年間を通して手に入れることができます。栽培は、菌を植えた原木を日の差さない湿気の多い場所に置いて行われます。
しいたけの種類
しいたけには干ししいたけと生しいたけがあります。干ししいたけの中でも「冬話（どんこ）」と呼ばれるものは、冬に取れる肉厚でかさが開ききっていないしいたけを乾燥させた上級品です。最近では、これらのどんこ用しいたけを生でも出荷しています。
しいたけの旬と選び方
しいたけの本来の旬は春と秋です。選び方としては、生しいたけは肉厚で湿っぽくないもの、干ししいたけはよく乾いて肉厚のものを選びます。
栄養と健康効果
しいたけは食物繊維を豊富に含んでおり、健康に良い食材です。
しいたけのおすすめレシピ
生しいたけは炒め物、天ぷら、煮物などに適しています。どんこ用の生しいたけはステーキがおすすめです。干ししいたけは和食や中国料理の出汁に使われることが多いです。
しいたけを使った美味しいレシピ
しいたけのバジルソテー
材料（4人前）
- 生しいたけ: 150g
- たまねぎ: 1個
- にんにく: 1かけ
- バジル: 1束
- サラダ油、塩、こしょう、バター: 各適量
作り方
- 生しいたけは軸を除いて四つに切ります。たまねぎとにんにくはみじん切りにします。
- バジルは葉を摘み、飾り用に少し残し、残りはみじん切りにします。
- サラダ油を熱し、にんにく、たまねぎを順に加えて炒めます。
- しいたけを加えて炒め合わせ、塩、こしょうで味を整え、みじん切りのバジルを加えてサッと炒めます。
- 最後にバターを加えて一混ぜし、器に盛り付け、残したバジルをトッピングします。
生しいたけのわさび漬け
材料（4人前）
- 生しいたけ: 1パック
- わさび（すりおろし）: 小さじ1
- レモン汁: 小さじ2
- 酒、しょうゆ、塩: 各適量
作り方
- しいたけは石づきを除き、軸に切り目を入れます。
- 酒と水を合わせた液にしいたけをくぐらせ、焼き網で焼きます。
- わさびとレモン汁、しょうゆを混ぜ合わせ、焼きしいたけを漬け込みます。
干ししいたけと湯葉の含め煮
材料（4人前）
- 干ししいたけ: 6〜7枚
- 生湯葉（巻いたもの）: 3本
- 紹興酒または酒、しょうゆ、みりん: 各適量
- オイスターソース: 少々
- 貝割れ菜: 適宜
- サラダ油、ごま油: 各適量
作り方
- 干ししいたけは水で戻し、サラダ油で焼きます。戻し汁は取っておきます。
- 生湯葉は食べやすい長さに切ります。
- 鍋に昆布を敷き、しいたけと湯葉を入れ、戻し汁と水、調味料を加えて煮ます。
- しょうゆ、ごま油、オイスターソースを加えて煮込み、器に盛り付け、貝割れ菜を添えます。
これらのレシピは、しいたけを使った料理のバリエーションを広げることで、日々の食卓に新しい風を吹き込みます。しいたけ一つでこれほどまでに様々な料理が楽しめますので、是非試してみてください。
