やっぱりおいしい!家庭の味・王道ハンバーグのレシピ
目次
はじめに
ハンバーグは家庭料理の定番として、多くの人々に愛されています。しかし、ふっくらジューシーなハンバーグを作るのは意外と難しいものです。今回は、黄金比率のレシピを使って、誰でも簡単においしいハンバーグを作れる方法をご紹介します。さらに、ハンバーグの歴史や発祥についても触れていきますので、ぜひ最後までお読みください。
ハンバーグの発祥と歴史
ハンバーグの起源はドイツのハンブルクに遡ります。19世紀初頭、ドイツからアメリカに移住した人々が、牛肉のミンチを使った料理を持ち込みました。これが「ハンブルクステーキ」として知られるようになり、やがてアメリカで「ハンバーグステーキ」として発展しました。日本には明治時代に伝わり、洋食文化の一環として広まりました。今では、日本の家庭料理の代表格として親しまれています。
材料の紹介
〈ミルクパン粉〉
ミルクパン粉とは、生パン粉と牛乳を混ぜたものです。このミルクパン粉が、ハンバーグのふっくらジューシーな食感の秘密です。生パン粉は乾燥パン粉に比べて水分が多く、肉汁をしっかりと吸収し、焼き上がりをふっくらとさせます。
〈肉だね〉
合いびき肉を使うことで、牛肉の旨味と豚肉の脂のバランスが良くなります。玉ねぎを加えることで甘みが増し、卵はつなぎの役割を果たします。こしょうでアクセントをつけ、全体の風味を引き立てます。
王道のハンバーグレシピ
材料(2人分)
- 合いびき肉……1パック(約250g)
- 塩……小さじ1/4
- ミルクパン粉
- 生パン粉……1/2カップ
- 牛乳……大さじ2
- 玉ねぎ……1/2個(約100g)
- 卵(Sサイズ)……1個(正味40g)
- こしょう……少々
- トマトケチャップ……大さじ3
- 赤ワイン……大さじ3
- 中濃ソース……大さじ1
- バター……10g
- 好みのゆで野菜(ブロッコリー、さやいんげんなど)……適宜
- サラダ油
作り方
下準備
- 玉ねぎはみじん切りにし、フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、玉ねぎを3分ほど炒めます。しんなりとしたら取り出し、粗熱を取ります。
- 生パン粉に牛乳を回しかけて混ぜ、使う直前までふやかしておきます。
- 20×25cmのバットにラップを敷きます。
ひき肉と塩を練る
大きめのボールにひき肉と塩を入れ、指先で練り混ぜます。ひとまとまりになったらOKです。肉と調味料を全部混ぜる前に先に肉と塩だけを混ぜることで、ひき肉に粘りけが出やすくなります。
材料を加え、たねを作る
ミルクパン粉、玉ねぎ、卵、こしょうを加え、全体が均一に混ざるまで練り混ぜます。充分に粘りけが出るまで、手を使ってぐるぐると混ぜます。
空気を抜き、成形する
たねの1/2量を手にとってかるくまとめ、手のひらに打ちつけるようにして空気を抜きます。平らにまとめ、ラップを敷いたバットにのせます。長さ14cmほどの小判形に整えます。残りも同様にします。
フライパンで焼きつける
フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、たねを手にとり、フライパンに並べ入れます。2分~2分30秒焼き、こんがりと色づいたら裏返します。
蒸し焼きにする
ふたをして弱火にし、6分ほど蒸し焼きにします。たねが縮んでひとまわり小さくなり、ふっくらと厚みが出るのが、火が通った証拠です。取り出して器に盛ります。
ソースを作り、仕上げる
フライパンに残った脂を拭き取り、トマトケチャップ、赤ワイン、中濃ソース、バターを入れて中火にかけ、混ぜながら1分ほど煮立たせます。ハンバーグにかけ、好みのゆで野菜を添えて完成です。
やっぱりおいしい王道ハンバーグ、そのおいしさの秘密は?
このレシピのおいしさの秘密は、ミルクパン粉です。生パン粉と牛乳を混ぜることで、肉汁をしっかりと吸い込み、ジューシーなハンバーグに仕上がります。また、合いびき肉を使用することで、風味と食感のバランスが良くなります。
まとめ
この王道ハンバーグレシピの通りに作ることで、誰でも簡単においしいハンバーグを作ることができます。また、ミルクパン粉を使うことで、ふっくらジューシーな仕上がりになります。
ぜひ、このレシピを試してみてください。