日本の春を代表する野菜、菜の花について解説！もっと身近に楽しめるレシピもご紹介！
目次
はじめに
菜の花は、秋から春にかけて市場に出回る季節の野菜で、特に早春にはその新鮮さと美味しさが際立ちます。3月以降になると値段も下がり、手に入りやすくなります。
この記事では、菜の花の旬と選び方、栄養価、美味しい食べ方について詳しくご紹介します。菜の花を使った料理で春の味覚を楽しみましょう。
菜の花の旬と選び方
菜の花は秋から春にかけて出回りますが、特に早春の野菜として知られています。3月以降は値段も下がり、手に入りやすくなります。選ぶ際には束ねられた切り口がみずみずしく、茎が細くて花が開いていないものを選びましょう。つぼみは2〜3日で咲いてしまうため、早めに使い切ることがおすすめです。また、鮮度を保つためにはぬれた紙に包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存すると良いでしょう。
菜の花の栄養価
菜の花にはカロチンが豊富に含まれており、ビタミンB1やB2、Cに加えて、鉄やカルシウムも含まれています。健康に良い栄養素が豊富に含まれているので、積極的に食べることをおすすめします。
菜の花の美味しい食べ方
菜の花を美味しく楽しむ方法はさまざまです。まず、堅い茎の部分を除いてゆでてから、おひたしやあえ物、炒め物などに利用することが一般的です。また、最近ではオードブルなどで洋風にアレンジして使うことも増えています。
特に、菜の花を使ったオードブルは美味しくて見栄えも良い一品です。写真のように、数時間水につけておくと、葉がぴんと伸びて、みずみずしい状態で提供できます。
菜の花を使ったレシピを試して、春の美味しい季節を楽しんでみてください。
菜の花の辛味和え
材料（4人前）
- 菜の花
- 溶きがらし 大さじ1
- 塩・薄口しょうゆ・酒
- 菜の花は根元の堅い部分を切り落とし、水につけてよく洗います。
- 大きな鍋にたっぷりの熱湯を沸かし、塩少々を加えて菜の花を3〜4回に分けてゆでます。
- ゆで上がったらすぐに流水に取り、水けを絞って2cm長さに切ります。
- ボウルに溶きがらし、薄口しょうゆ大さじ2、酒大さじ1を加えて混ぜ合わせます。
- 菜の花の水けをもう一度絞り、準備したボウルに加え、ざっと混ぜ合わせて器に盛り付けます。
お好みでからしを加え、菜の花に絡めても美味しいです。
菜の花の昆布じめ
材料（4人前）
- 菜の花
- 昆布（約10cm長さのもの）2枚
- おぼろ昆布
- 酒・塩
- 菜の花を洗って根元を切り落とし、熱湯でさっとゆでて冷水に取り、水けを絞ります。
- 昆布はぬれぶきんで軽くふき、酒大さじ2を振りかけて戻します。
- 2枚の昆布の間に菜の花を挟み、軽く塩を振り、重しをして2〜3時間おき、味をなじませます。
- 菜の花を食べやすい大きさに切り、器に盛り付け、おぼろ昆布をのせます。
- 好みで薄口しょうゆをかけて完成です。
菜の花の新たな美味しさを楽しむ、辛味和えと昆布じめのレシピを試してみてください。新しい食べ方で、菜の花の風雅な味わいを楽しんでみてください。
まとめ
菜の花は春の訪れを告げる美味しい野菜で、栄養価も高いです。旬の時期に手に入れて、さまざまな料理に活用しましょう。鮮度を保つために保存方法にも注意し、美味しい菜の花料理を楽しんでみてください。
