春のうどの魅力と楽しみ方:音通のうどと山うどの旬、食べ方をご紹介
春の訪れとともに、食卓に美味しい野菜が登場します。その中でも、地下の穴蔵で育てられ、白くて太く、長い柔らかい茎を持つ「うど」は、特に注目される存在です。うどの特徴や種類、旬の時期、選び方から、調理方法や楽しみ方まで、この素晴らしい春の恵みについて詳しく探ってみましょう。
目次
うどの旬と楽しみ方
春の訪れとともに、食卓に美味しい野菜が登場します。その中でも、地下の穴蔵で育てられ、白くて太く、長い柔らかい茎を持つ「うど」は、特に注目される存在です。
うどの特徴と種類
うどには、「音通のうど」として知られるものの他に、「山うど」と呼ばれる種類もあります。山うどは春の山で採れる野生のうどですが、市場で出回っているものの大部分は栽培されたものです。山うどは、苦みが強く、太く短い形状で野趣に富んでいます。
うどの旬と選び方
うどはほぼ一年中楽しむことができますが、特に春が旬です。初夏には野生の山うどが登場します。選ぶ際には、茎がしっかりとついていて、肌が白く、上から下まで太さが均一なものを選びましょう。穂先がしなびているものは鮮度が落ちている可能性があります。
うどの食べ方
うどには少しアクが含まれていますので、皮を厚めにむいてから使うことをおすすめします。酢水につけることで、さらに美味しさを引き立てることができます。生で食べる際には、酢の物や和え物、サラダに利用することができます。また、煮物や天ぷらにも加えて楽しむことができます。
山うどの楽しみ方
山うどは、酢みそあえやごまあえに向いています。その特有の風味を生かして、さまざまな料理にアレンジして楽しむことができます。
春のうどと香り高い木の芽の和え物のレシピ
春の訪れを感じる食卓に、新鮮な野菜を楽しむことは何よりの楽しみです。今回は、春のうどと香り高い木の芽を使った、爽やかで風味豊かな和え物のレシピをご紹介します。
材料(4人分 / 1人当たり約70kcal)
- うど…(小)1本
- もろきゅうり…2本
- 木の芽…20枚
- 酢…大さじ3
- 薄口しょうゆ…大さじ2
- 砂糖…小さじ2
- 塩
- だし…大さじ3
作り方
- うどの準備: うどは4cmの長さに切り、四方から皮を厚く取り除きます。酢少々を加えた水に浸し、その後長さを半分に切って4〜5mm角の拍子木形に切ります。再び酢水に浸して4〜5分おき、水洗いして水けをきります。
- もろきゅうりの準備: もろきゅうりは塩少々をまぶして軽くこすり、流水で洗い、水けをしっかりと切ります。酢少々を振りかけます。
- 木の芽酢の作成: 木の芽を4枚残して、包丁で軽くたたきます。残りの材料と合わせて、香り高い木の芽酢を作ります。
- 和え物の仕上げ: うど、もろきゅうりを混ぜて器に盛り、木の芽酢をかけ、残った木の芽を飾り付けます。
まとめ
春に美味しさを楽しむうどは、白くて太い茎が特徴の野菜です。音通のうどと山うど、それぞれの種類を選んで、旬の風味を堪能しましょう。アクがあるため皮の処理に工夫が必要ですが、酢水につけることでアクを抑えつつ、新鮮な味わいを楽しむことができます。春の訪れを感じながら、うどの美味しさを満喫してみてください。