春の根菜を使った筑前煮のレシピをご紹介!
目次
はじめに
春になると、新鮮な根菜が店頭に並び始めます。そんな春の根菜を使って、家庭料理の定番である筑前煮を作ってみませんか?筑前煮は、鶏肉と根菜を甘辛く煮込んだ料理で、ご飯のおかずにぴったりです。今回は、春の根菜を使った筑前煮の作り方をご紹介します。
筑前煮の由来
筑前煮は、福岡県の郷土料理として知られています。江戸時代、福岡藩の藩主であった黒田長政が、家臣たちに振る舞ったのが始まりとされています。
当時は、鶏肉や野菜を醤油や砂糖で甘辛く煮込んだ料理でしたが、現在では全国的に親しまれる家庭料理となっています。
春の根菜の特徴
筑前煮に欠かせない根菜は、春になると新鮮なものが出回ります。代表的な春の根菜には、以下のようなものがあります。
- れんこん:春のれんこんは、身が引き締まっていて歯ごたえがあります。
- ごぼう:春のごぼうは、香りが強く、味わいも深いのが特徴です。
- にんじん:春のにんじんは、甘みが強く、鮮やかなオレンジ色をしています。
これらの根菜は、筑前煮の味わいを深めてくれる重要な食材です。
材料(2人分)
- とりもも肉…1/2枚(約100g)
- れんこん…小1節弱(約120g)
- ごぼう…1/4本
- にんじん…1/2本
- 絹さや…8枚
- こんにゃく…1/2枚
- だし汁…1カップ
- 酒、酢、サラダ油、ごま油、砂糖、醤油、みりん
作り方
- 鶏肉は一口大に切り、酒少々をふります。
- れんこんは皮をむき、一口大の乱切りにし、酢少々を加えた水にさらして水をきります。
- ごぼうとにんじんも一口大の乱切りにし、ごぼうは水にさらして水をきります。
- 絹さやはさっとゆでて水にとり、水をきります。こんにゃくは一口大に手でちぎってゆで、ざるに上げて湯をきります。
- 鍋にサラダ油とごま油各大さじ1/2を熱し、鶏肉を入れます。鶏肉の色が変わったら、ごぼう、にんじん、れんこん、こんにゃくの順に加えて炒めます。
- だし汁を入れて沸騰したらアクを取り、砂糖大さじ1と1/2、酒大さじ1を加えて3〜4分煮ます。醤油大さじ1と1/2を加えて弱めの中火にし、汁けがほとんどなくなるまで煮ます。中火にして、みりん大さじ1/2を回し入れ、木べらで混ぜながら汁けをとばします。
- 器に盛り、ゆでた絹さやを散らします。
ワンポイントアドバイス
- 筑前煮は、冷めても美味しく食べられるので、作り置きにぴったりです。
- 根菜の切り方は、食感を楽しめるように、一口大の乱切りがおすすめです。
- 鶏肉は、もも肉だけでなく、むね肉や手羽元を使ってもOKです。
- 砂糖と醤油の分量は、好みに合わせて調整してください。
春の根菜を使った筑前煮は、ほっこりとした味わいで、家族みんなが喜ぶ一品です。ぜひ、春の食卓に取り入れてみてくださいね。