白ぐち(いしもち)の特徴と美味しい食べ方
白ぐち、またはいしもちとして知られるこの魚は、平べったい形と銀色を帯びた灰青色の体が特徴的です。ここでは、白ぐちの特徴、旬の時期、選び方、そして様々な美味しい食べ方をご紹介します。
目次
白ぐち(いしもち)の特徴
白ぐちは、頭部の骨に碁石状の硬い耳石を持っていることが特徴的です。これは二べ科の魚に共通する特性です。体長は一般的に20〜30cm程度ですが、大きなものでは50cmを超えることもあります。身は柔らかく、クセがない淡泊な味わいが魅力です。
旬と選び方
白ぐちの旬は夏です。鮮度を見分けるポイントとしては、目が澄んでいて、鰓の色が鮮やかなことをチェックしましょう。また、鮮度が良いと皮が光沢を帯び、身が締まっています。
白ぐちの美味しい食べ方
- 煮つけ:淡泊な味わいを生かした優しい味付けで煮つけると、白ぐちの柔らかさを存分に楽しめます。
- から揚げ:サクッとした食感と淡白な味わいが特徴の白ぐちのから揚げは、おつまみにもぴったりです。
- 塩焼き:シンプルな塩焼きで、白ぐちの自然な味を味わうことができます。
- 中国風蒸し物:淡泊な白ぐちを蒸し物にすることで、繊細な味わいを引き立てます。
- 練り製品の原料:かまぼこなどの練り製品にもよく使用され、その風味を活かします。
白ぐちのこれらの特徴と食べ方を参考に、旬の時期に美味しい白ぐち料理を楽しんでみてください。白ぐちの淡白で上品な味わいは、様々な料理にマッチし、食卓を豊かに彩ります。
いしもちを使ったおすすめレシピをご紹介
いしもち(白ぐち)はその淡泊な味わいで多様な料理に適しています。ここでは、「いしもちの煮つけ」と「中国風蒸しいしもち」の二つのレシピをご紹介します。
いしもちの煮つけ
材料(4人前)
- いしもち:4匹
- しょうが:1かけ
- ねぎ:適量
- 煮汁(しょうゆ、みりん、砂糖、水):各適量
作り方
- いしもちはウロコ、エラ、ワタを取り除き、水けを拭き取る。包丁目を入れる。
- しょうがを薄切り、ねぎを3cmのブツ切りにして軽く焼く。
- 煮汁の材料を混ぜ、しょうがと共に煮立たせる。
- いしもちを煮汁に入れ、紙ぶたをして中火で15分煮る。
- 最後にねぎを加え、サッと煮て器に盛り付ける。
中国風蒸しいしもち
材料(4人前)
- いしもち:2匹
- 干ししいたけ:3枚
- ゆでたけのこ:50g
- しょうが、ねぎ、香菜:各適量
- かけ汁(しょうゆ、酒、塩、豆板醤、中国風スープの素、こしょう、しいたけの戻し汁):各適量
作り方
- いしもちはウロコ、エラ、ワタを除き、水で洗い、包丁目を入れる。
- 干ししいたけは戻し、せん切りにする。たけのこ、しょうがもせん切り、ねぎは斜め薄切りに。
- 深めの皿にいしもちをのせ、上に野菜を散らす。かけ汁を全体に回しかける。
- 蒸し器で15〜20分蒸す。最後に香菜の葉を散らして完成。
これらのレシピで、いしもちの淡白で上品な味わいをさまざまな料理で楽しんでみてください。