ハムの魅力を再発見!多彩なレシピで楽しむハムの世界
ハムは世界中で愛される食材であり、その種類と使用方法は多岐にわたります。この記事では、ハムの種類、選び方、そして美味しい食べ方について詳しくご紹介します。
目次
ハムの種類
ハムには様々な種類がありますが、最もポピュラーなのは「ロースハム」です。これは形を整えた背肉(ロース肉)を塩漬けにし、薫煙後に加熱処理したものです。ロースハムは、サンドイッチやサラダに使われることが多いです。
次に「ボンレスハム」は、ロースハムと似た製造方法を用いるものの、原料としてもも肉を使用し、塩づけしてから骨を抜きます。肉の味わいが強く、様々な料理に合わせやすいのが特徴です。
また、「生ハム」は骨付きもも肉を塩漬けにし、乾燥させたり薫煙したりしたものです。このハムは特に、そのまま薄切りにして食べるのが一般的です。
ドイツからきた「ラックスハム」も興味深い種類の一つです。これは、ドイツ語の「ラックスシンケン」から名付けられた生ハムの一種で、「ラックス」はドイツ語で鮭を意味します。低温で薫煙され、サーモンのような色合いに仕上がるのが特徴です。
ハムの選び方
ハムを選ぶ際は、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。まず、1本のロースハムを選ぶ際は、JAS表示が目安となります。また、切り分けられたハムを選ぶ場合は、切り口につやがあり、きめが細かくしまっているものを選ぶことが重要です。しっとりとした質感も良質なハムの特徴です。
ハムの美味しい食べ方
ハムを最大限に楽しむためには、その食べ方を工夫することが重要です。もちろん、そのまま食べても美味しいですが、ソテーやローストなど、様々な調理方法を試すことで、ハムの新たな味わいを発見することができます。
例えば、ロースハムを使ったソテーは、シンプルながらも肉の旨味を引き立てる料理です。また、ボンレスハムをローストすることで、外はカリッと、中はジューシーな食感を楽しむことができます。生ハムは薄切りにして、フルーツやチーズと合わせると、絶妙な味わいのハーモニーを楽しむことができます。
ハムを使ったおすすめレシピ
ここで、ハムを使ったおすすめレシピをご紹介します。
ハムのコルネレシピ
このセクションでは、ハムを使った美味しい料理、ハムのコルネの作り方をご紹介します。ハムのコルネは、マッシュポテトとハムを組み合わせた、見た目も華やかな一品です。
材料(4人前)
- ハム: 4枚
- じゃがいも: 400g
- バター: 大さじ2強
- 塩: 小さじ1/2
- こしょう: 少々
- 卵黄: 1個分
- 牛乳: 1/2カップ~3/4カップ
- セルフィーユ(飾り用): 適宜
作り方
- じゃがいもの準備: じゃがいもをゆでて、水を捨てます。火にかけて乾燥させ、裏ごししてマッシュポテトを作ります。
- マッシュポテトの仕上げ: バターを溶かし、マッシュポテトに加えます。さらに卵黄、塩、こしょうを加えて混ぜ、温めた牛乳でのばします。
- ハムの準備: ハムを巻いて、ようじで止めます。このハムをマッシュポテトに絞り込み、青みを添えて器に盛り付けます。
このレシピでは、マッシュポテトのクリーミーな味わいとハムの塩気が絶妙にマッチし、見た目にも美しい一品に仕上がります。特別な日の食卓にもぴったりな料理です。
生ハムとパパイヤの組み合わせ
生ハムとフルーツの組み合わせは、素材の味わいを引き立てる絶妙なマリアージュを生み出します。特に、生ハムとパパイヤの組み合わせは、甘みと塩気のバランスが絶妙です。
材料(4人前)
- 生ハム: 4枚
- パパイヤ(大きいもの): 1個
- 白ワイン: 大さじ1
- レモン汁: 少々
- イタリアンパセリ・レモン: 適宜
作り方
- パパイヤの準備: パパイヤを縦に二つに切り、皮と種を取り除きます。次に、8等分のくし形に切ります。
- 盛り付け: 生ハムを1枚ずつ広げて、パパイヤにのせます。上から白ワインとレモン汁を振りかけ、イタリアンパセリとレモンを添えます。
このレシピは、爽やかな味わいが特徴で、暑い日やパーティーの前菜に最適です。
まとめ
ハムはその種類と食べ方によって、様々な表情を見せてくれる魅力的な食材です。普段の食卓にハムを取り入れることで
、日常の料理に新たな風味と楽しさを加えることができます。生ハムをサラダにトッピングしたり、ボンレスハムを使った贅沢なサンドイッチを作るなど、ハムを活用する方法は無限大です。
特に、家族や友人との食事の際には、ハムを使った料理は大変喜ばれます。例えば、ロースハムを細かく切ってオムレツに加えると、普段のオムレツが一層豪華になります。また、ラックスハムを薄切りにして、クラッカーとチーズ、果物とともに盛り合わせると、簡単ながらも華やかな前菜になります。