クリスマスをもっと特別に!特別感のある可愛い「ブッシュドノエル」の作り方をご紹介
目次
はじめに
そろそろ、本格的に寒くなってきましたね。クリスマスが近づくと、例えばスーパー、デパート、ショッピングモールなどでも、世界中でさまざまなクリスマススイーツが楽しめますよね。その中でも、フランス発祥の「ブッシュドノエル」は見た目も可愛らしく、クリスマス気分を一層盛り上げてくれるケーキです。このケーキは、薪の形を模したデザインが特徴で、寒い冬を暖かく過ごすための薪にちなんでいます。
今回は、家庭で簡単に作れる「ブッシュドノエル」のレシピをご紹介します。材料や作り方だけでなく、このケーキの由来や楽しみ方についても触れていますので、ぜひ最後までお読みください。
ブッシュドノエルの由来と歴史
「ブッシュドノエル」という名前は、フランス語で「クリスマスの薪」を意味します。このケーキの発祥は19世紀のフランスと言われています。クリスマスイブに暖炉で薪を燃やす伝統的な風習にインスパイアされ、薪を模したケーキが作られたのが始まりです。
その後、薪に似せた形のロールケーキが広まり、現在では世界中で親しまれています。見た目の美しさだけでなく、チョコレートクリームや甘露煮などを使用した味わい深いスイーツとして、クリスマスの定番となりました。
ブッシュドノエルの魅力
このケーキの魅力は、何と言ってもその見た目のインパクトです。フォークで表面に木の模様をつけることで、本物の薪のような雰囲気が楽しめます。また、中に詰めるフィリングやデコレーションによって、アレンジが自由自在なのも魅力のひとつです。
さらに、手作りすることで家族や友人と一緒に楽しむ時間が増え、クリスマスの思い出を一層深めることができます。
ブッシュドノエルの作り方
材料(10切れ分)
生地
- 卵…3個
- 粉砂糖…90g
- 小麦粉…70g
- バニラエッセンス…小さじ2/3
- サラダ油…大さじ2/3
フィリング
- くりの甘露煮…105g(1缶分)
- バター…大さじ2
- 砂糖…大さじ1
- バニラエッセンス…少々
- ブランデー…大さじ1
- チョコレートクリーム…大さじ2
デコレーション
- チョコレートクリーム…適量
- 飾り(花の砂糖菓子、ひいらぎの葉など)…適量
作り方
1. フィリングの準備
くりの甘露煮を裏ごしし、バター、砂糖、ブランデー、バニラエッセンス、チョコレートクリームを混ぜ合わせます。ペースト状になったら冷蔵庫で冷やしておきます。
2. 生地作り
オーブンを180℃に予熱します。卵を黄身と白身に分け、黄身に粉砂糖を加えてクリーム状になるまで混ぜます。さらに、小麦粉とサラダ油を加えてよく混ぜます。
卵白は固く泡立て、数回に分けて黄身の生地に加え、ふんわりと混ぜ合わせます。これを23cm×23cmの天板に流し込み、平らにならします。
3. 焼き上げ
予熱したオーブンで10〜12分焼きます。焼き上がったら、湿らせた布巾の上に取り出し、冷めないうちに布巾ごと巻いて形を整えます。
4. フィリングと組み立て
冷めた生地にフィリングを塗り、再び巻きます。外側にはチョコレートクリームを塗り、フォークで木目模様をつけます。
5. デコレーション
お好みで飾りをつけ、完成です。
まとめ
「ブッシュドノエル」は、クリスマスの食卓を彩る特別なスイーツです。見た目の美しさとともに、手作りの温かみを感じられるケーキなので、大切な人と過ごすひとときにぴったりです。今年のクリスマスは、ぜひこのレシピを参考に、「ブッシュドノエル」に挑戦してみてはいかがでしょうか?