冬瓜の魅力を再発見!夏の収穫で冬まで楽しむ多機能食材の健康効果とレシピをご紹介!

はじめに

冬瓜(とうがん)は、名前に「冬」とついていますが、実は夏に収穫される野菜です。その名の由来は、貯蔵性に優れ、冬にも楽しめるところから来ています。かつては平安時代から親しまれていましたが、食生活の変化と大型であることから、近年では消費量が減少しています。今回は、この冬瓜の旬や選び方、おすすめのレシピについてご紹介します。

旬と選び方

冬瓜の旬は夏ですが、貯蔵したものは初冬くらいまで楽しめます。また、春にはハウスで栽培されたものも出回ります。大体が切り売りされているので、購入後は早めに使い切ることをおすすめします。丸ごと買う場合は、皮の緑色が均一で、ずっしりと重いものを選びましょう。

健康効果

冬瓜には利尿作用があり、かつては腎臓病の治療にも用いられていました。健康に良い食材として、料理に取り入れる価値があります。

おすすめの食べ方

とうがんは、その滑らかな食感と淡い風味が人気の夏の食材です。今回は、簡単に作れる2種類のとうがんのスープ煮レシピをご紹介します。

とうがんの基本の煮物

材料(4人前)

  • とうがん:400g
  • 出汁:3~4カップ
  • 生姜:大さじ3~4
  • 塩・薄口しょうゆ・みりん・片栗粉:各適量

手順

  1. とうがんは種を取り除き、皮を厚めにむき、5cm角に切る。なべにとうがんを入れ、十分な水と米を加えて約15分煮る。その後、煮汁は捨てる。
  2. 出汁をとうがんに合わせて5~6分煮る。次に、塩小さじ1、薄口しょうゆ大さじ1、みりん大さじ3を加え、さらに5~6分煮て火を止める。
  3. 片栗粉大さじ2を水大さじ4で溶かし、煮汁に加える。最後に、生姜をトッピングして完成です。

とうがんとエビのそぼろ煮

材料(4人前)

  • とうがん(6 cm x 8 cmサイズ):4個
  • 芝エビ:150g
  • 枝豆(ゆでてむいたもの):大さじ3
  • しょうが汁:少々
  • 酒・塩・片栗粉:各適量

手順

  1. とうがんは、わたを取り除き、皮を薄くむいて5cm x 8cmの角切りにする。さらに角を削り、皮に斜め格子の包丁目を入れ、短時間ゆでる。
  2. 別のなべに必要な材料を入れて火にかけ、とうがんを加える。煮立ったら火を弱めて煮含める。
  3. エビは頭と殻、背ワタを除き、包丁で叩く。酒大さじ2、塩少々を加えて煮る。
  4. 煮汁を別のなべに取り、片栗粉でとろみをつける。エビと枝豆、しょうが汁を加えて混ぜる。
  5. とうがんとエビのあんを冷蔵庫でしっかり冷やし、器に盛りつけて完成です。

どちらのレシピも、家庭で手軽に作れる美味しい料理です。ぜひ、この夏の食卓に加えてみてください。

まとめ

冬瓜は、夏に収穫されるものの、その貯蔵性から「冬瓜」と名付けられました。健康効果もあり、料理にも幅広く使える多機能な食材です。是非とも、この冬瓜を料理に取り入れて、その多面性と美味しさを楽しんでください。

エピレシピ特選レシピをご紹介

いちごのタルト
ピスタチオをのせてもアクセントになって綺麗です。 ナパージュは乾燥を防ぎ、酸味を足す効果があり、見た目も美しく仕上がります。
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