さざえの魅力を堪能!旬の選び方からおすすめレシピのご紹介

さざえは、この独特な味わいと食感が魅力の海の幸です。今回は、さざえの魅力について深く探り、おすすめの食べ方やレシピをご紹介します。
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さざえとは?
さざえは、腹足綱古腹足目リュウテン科に分類される巻貝の一種です。日本では代表的な食用貝類の一つで、特に「さざえの壺焼き」は広く知られています。棘のある殻が特徴的で、その美しい形状から様々な意匠や比喩にも使われてきました。小型のものは「姫さざえ」として市場に出回りますが、これは独立した種ではなく、単にサイズが小さいさざえを指します。
旬と選び方
さざえは冬から春先にかけてが旬です。選ぶ際のポイントとしては、突起のりっぱなものを選ぶこと。これは、身がしっかりしており味も良い証拠です。また、蓋の部分が堅く閉じるものは新鮮な証拠。手に取り、蓋の部分を軽く触れてみてください。
おすすめの食べ方
1. つぽ焼き
さざえの代表的な食べ方として、「つぽ焼き」があります。これは、さざえをそのまま焼いて食べるシンプルな調理法。独特の風味が楽しめます。
2. 刺身
新鮮なさざえは刺身にしても絶品。プリプリとした食感と磯の香りが堪能できます。
3. 姫さざえのエスカルゴ風
小ぶりな姫さざえは、エスカルゴ風に調理するのもおすすめ。ニンニクとパセリの風味が、さざえの味わいを引き立てます。
レシピ
姫さざえのエスカルゴ風
材料(4人前)
- 姫さざえ:12個
- 白ワイン:大さじ3
- バター:60g
- にんにく(みじん切り):2かけ
- エシャロット(みじん切り):10g
- パセリ(みじん切り):10g
- レモン汁:小さじ1
- 塩、こしょう:各少々
- パン粉:大さじ2
作り方
- 姫さざえはきれいに洗い、殻つきのまま鍋に入れる。白ワインを振りかけ、蓋をして2〜3分蒸し煮にする。身を取り出し、ワタを除いて再び殻に詰める。
- にんにくバターの材料を混ぜ合わせ、クリーム状に練り上げる。
- 姫さざえににんにくバターを等分にのせ、パン粉を振りかける。
- オーブンを200℃に予熱し、姫さざえを上段に入れ、バターが溶け香ばしい香りが出るまで4〜5分焼く。
このレシピは、海の幸の美味しさを存分に楽しむためのものです。姫さざえのエスカルゴ風は、家庭でも手軽に作れるので、ぜひ一度お試しください。さざえは多様な食べ方ができる素晴らしい食材です。これからの季節、新鮮なさざえを手に入れた際は、様々なレシピでその魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。