アルドイノ・エキストラバージンオリーブオイルとは?パンにかけるだけでもおいしい!贅沢な味わいを楽しめるオリーブオイルについてご紹介
エピレシピでも、オリーブオイルを使ったレシピをたくさんご紹介しておりますが、当サイトのスターターシェフである片岡シェフのレシピにもたくさん使われているのが、アルドイーノ社のエクストラバージンオリーブオイル。

他にはない、ゴールドの包み紙が特徴的です。
パンにかけるだけでも、パスタの仕上げにかけるだけでも、料理が最高の一品になる優れもの。
今日はこのオリーブオイルについて詳しくご紹介していきます!
目次
リグリア産オリーブオイルの歴史的難に
アルドイーノ社は、1870年にイタリアのリグーリア州のインぺリアに創業します。アルドイーノ家が、オリーブオイルの生産を始めたのです。実は今でも親しまれるこのオリーブオイルは、3代目のナンニ・アルドイーノによって品質向上され、素晴らしいエキストラバージンオリーブオイルが生み出されるようになったのです。このリグーリア州はどんな場所なのか、まずひも解いてみたいと思います。
今では、アルドイーノ社は小さな工房でもありながら、高品質なエキストラオリーブオイルであるとして、ヨーロッパ中でも広く親しまれています。
実は、修道士たちが歴史的に築いた伝統
リグーリア産オリーブオイルの歴史は古く、中世初期にまで遡ります。伝説によれば、プロヴァンス地方の修道士たちが地中海沿岸にオリーブの木を持ち込み、この地域特有の気候風土に適応した品種を生み出したとされています。
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、この地域では家族経営の小規模なオリーブオイル生産者が数多く生まれました。その中でも特に注目すべきは、単なる調理用油としてではなく、健康食品として位置づけられたオリーブオイルの開発です。当時の生産者の中には、製薬業にも携わりながら、医薬品レベルの品質管理基準をオリーブオイル製造に適用する先駆者もいたとのことです。
テロワールが生む独特の風味
英雄的農業と呼ばれる栽培環境
リグーリア州の内陸部は急峻な山間地帯で、平地がほとんどありません。この地形的制約により、機械化された大規模農業は不可能で、代わりに「石積みの段々畑」という伝統的な農法が発達しました。
| 特徴 | 効果 |
|---|---|
| 石積み段々畑 | 水はけの確保、熱の保持 |
| 急斜面栽培 | 土壌侵食の防止、ストレス環境による風味凝縮 |
| 手作業収穫 | 果実の品質維持、選別の徹底 |
この過酷な栽培環境はの結果として生まれるオリーブの実は、平地栽培では得られない独特の甘みと複雑な風味を持っています。
タジャスカ種:リグリアの宝石
小粒だからこその濃縮された旨味
アルドイーノ社のオリーブオイルの主役となるのが、タジャスカ種という地域固有のオリーブ品種です。この品種は小粒でありながら含油率が25~26%と非常に高く、オイル用とテーブルオリーブ用の両方に使用できる稀有な二重適性品種として知られています。
タジャスカ種の最大の特徴は、その晩熟性にあります。多くの地域でオリーブの収穫が秋に行われるのに対し、タジャスカ種は11月から翌年の2月まで、じっくりと樹上で完熟させます。この長期間の熟成により、苦味成分であるポリフェノールの一部が代謝され、マイルドで甘美な風味が生まれるのです。
伝統的製法が生む至高の品質
石臼による冷温圧搾
現代の多くのオリーブオイル工場では、効率性を重視したステンレス製のハンマークラッシャーが使用されていますが、最高級のアルドイーノ社のオリーブオイルでは、今でも花崗岩製の石臼による粉砕が行われています。
石臼の利点は、ゆっくりとした回転により摩擦熱の発生を最小限に抑えることです。熱はオリーブオイルの揮発性香気成分を破壊する最大の敵であり、石臼による緩やかな破砕は、タジャスカ種特有の甘みと繊細な香りを損なうことなく引き出します。
無濾過製法の科学
アルドイーノ社のオリーブオイルのもう一つの特徴は「無濾過」です。一般的なオイルは出荷前にフィルターで濾過され、透明度が増しますが、同時に風味の複雑さや微量栄養素も失われてしまいます。
無濾過のオイルは、抽出後にステンレスタンクで静置し、重力により微粒子を自然沈殿させます。この方法により、オイルはわずかに霞がかった外観を持ちますが、オリーブ果実の旨味と栄養素がそのまま保持されています。
風味特性と料理への応用
繊細な甘みと調和の取れた味わい
| 評価項目 | リグリア産 | トスカーナ産 | プーリア産 |
|---|---|---|---|
| 主要品種 | タジャスカ | フラントイオ等 | コラティーナ等 |
| 苦味 | 非常に弱い | 中~強 | 非常に強い |
| 辛味 | 繊細 | 強い | 非常に強い |
| 主要ノート | アーモンド、松の実 | 青草、青トマト | 葉野菜 |
リグリア産オリーブオイルの最大の魅力は、その「甘み」にあります。ここでいう甘みとは砂糖の甘さではなく、苦味の少なさを指し、この特性により幅広い料理に調和よく合わせることができます。
おすすめの使用法
魚介類との相性 白身魚のカルパッチョやボイルした海老など、魚介料理の仕上げに使用すると、魚の旨味を引き立てつつ生臭さを和らげます。
サラダと野菜 苦味のある葉野菜にかけると苦味を中和し、淡白な野菜には深みのある風味を与えます。
和食への応用 冷奴に塩と一緒にかけたり、焼き魚の仕上げに使用したりと、和食との相性も抜群です。
品質保持の工夫:金色のパッケージ
アルドイーノ社のオリーブオイルの多くが金色のアルミホイルで包まれているのには、理由があります。エキストラバージン・オリーブオイルに含まれるクロロフィルは、光に当たると酸化を劇的に加速させる光増感剤として働きます。
金色のホイルは、この光による劣化を物理的に遮断し、製造直後のフレッシュな状態を家庭まで届ける役割を果たしています。また、視覚的にもプレミアム感を演出し、ギフトとしての価値も高めています。
実は高級なオリーブオイルほど、包装紙などに工夫が凝らされていて、酸化しないように計算されているんですよ。
エピレシピ特選レシピをご紹介
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