寒くなってお鍋が食べたくなる季節にピッタリのレシピやアイテムをご紹介!

冬の食卓を彩る鍋料理の魅力と、揃えておきたい定番アイテム

寒さが本格化する季節になると、温かい鍋料理が恋しくなりますね。

今回は、鍋シーズンを最大限に楽しむために揃えておきたいアイテムをご紹介します。カセットコンロや土鍋、そして取り鉢まで、快適な鍋パーティーに欠かせない道具たちを詳しく見ていきましょう。

カセットコンロ選びのポイント

鍋料理を楽しむ上で、まず欠かせないのがカセットコンロです。最近のカセットコンロは、安全性や機能性が大きく向上しており、選び方次第で鍋料理の快適さが格段に変わります。

大きな土鍋にも対応できる設計

従来のカセットコンロでは9号までの土鍋が使用の目安でしたが、最新モデルの中にはバーナーの位置を工夫することで、本体サイズを大きくせずに10号の土鍋まで対応できるものも登場しています。家族が多い家庭や、友人を招いて鍋パーティーを開く機会が多い方にとって、この差は大きな魅力となります。

10号の土鍋は直径約30cmで、4~5人分の料理を作るのに適したサイズです。少し余裕を持って具材を入れられるため、煮崩れしにくく、見た目も美しく仕上がります。

お手入れのしやすさも重要

鍋料理では吹きこぼれや油はねが避けられません。天板に耐熱塗装が施されているコンロなら、汚れがこびりつきにくく、さっと拭くだけで清潔に保てます。光沢のある仕上げは高級感もあり、テーブルの上に置いても美しく映えます。

10号土鍋まで対応可能な内炎式カセットコンロ。環境に配慮した設計で、防災グッズとしても活躍。耐熱塗装でお手入れ簡単。

土鍋選びで押さえておきたいこと

鍋料理の主役ともいえる土鍋。日本では古くから陶器の鍋が使われてきましたが、特に三重県の萬古焼は土鍋生産量の約8割を占めるといわれています。萬古焼の土鍋は耐熱性に優れ、遠赤外線効果で食材をじっくりと温められるのが特徴です。

サイズの選び方

土鍋のサイズは「号」で表され、1号は直径約3cmに相当します。一般的な家庭では、以下のような目安でサイズを選ぶと良いでしょう。

サイズ適人数用途
6~7号1~2人一人鍋、カップル向け
8号2~3人小家族向け
9号3~4人標準的な家族向け
10号4~5人来客時やパーティー用

9号は最も汎用性が高く、多くの家庭で選ばれているサイズです。少し大きめを選んでおくと、具材をたっぷり入れられて便利です。

デザイン

最近の土鍋は、伝統的な和のデザインだけでなく、モダンなスタイルのものも増えています。菊花模様が施された土鍋は、テーブルの上に置くだけで食卓が華やぎます。瑠璃釉のブルーなど、落ち着いた色合いは和洋どちらの食卓にもなじみやすく、来客時にも自信を持って使えます。

鍋敷きの重要性

土鍋を使う際には、必ず鍋敷きを用意しましょう。土鍋は保温性が高いため、テーブルに直接置くと熱で変色したり傷んだりする可能性があります。鍋敷きとセットになっている商品を選べば、届いたその日からすぐに使えて便利です。

3~4人用の使いやすいサイズ。菊花模様が美しい萬古焼の土鍋。鍋敷き付きですぐに使えます。

一台二役の万能土鍋という選択肢

土鍋の中には、鍋料理だけでなくご飯を炊くことにも特化した「炊きじょうず土鍋」と呼ばれるタイプがあります。このタイプの土鍋は、低速加熱により食材がゆっくりと温められるため、素材本来の旨味を引き出すことができます。

鍋料理にも最適

もちろん、通常の鍋料理にも使えます。水炊きや寄せ鍋、味噌鍋など、どんな鍋料理にも対応できる万能性は、一つの土鍋でさまざまな用途に使いたい方にぴったりです。

贈り物としても喜ばれる

結婚祝いや新築祝い、還暦祝いなど、人生の節目の贈り物としても土鍋は人気があります。日本製の確かな品質と、長く使える耐久性は、大切な方への贈り物として最適です。飴釉のような落ち着いた色合いは、年齢を問わず使いやすく、どんなキッチンにもなじみます。

ご飯炊きにも鍋料理にも使える一台二役の便利な土鍋。低速加熱で食材の旨味を引き出します。

取り鉢(とんすい)の役割

鍋料理を楽しむ際、意外と見落とされがちなのが取り鉢、いわゆる「とんすい」です。小さな器ですが、鍋料理の快適さを左右する重要なアイテムです。

とんすいの歴史と形状

「とんすい」という名前は「呑水」と書き、もともとは茶道で使われていた水を入れる器に由来するといわれています。鍋料理用の器としては、江戸時代から使われるようになりました。

現代のとんすいは、持ちやすいように耳(取っ手のような突起)が付いているのが一般的です。この耳があることで、熱い汁物でも安定して持つことができ、口元まで運びやすくなっています。

複数柄を揃える楽しみ

家族それぞれに異なる柄のとんすいを用意すると、「これは私の」とわかりやすく、食卓も華やかになります。波紋模様の「うず」柄や、素朴な「粉引」、深みのある「窯変紺」など、和食器ならではの多彩なデザインは、見ているだけでも楽しめます。

5個セットなどで購入すれば、色違いや柄違いを一度に揃えられて便利です。来客時にも、人数分の器があればすぐに対応できます。

取り鉢以外の用途にも

とんすいは鍋料理専用と思われがちですが、実は日常使いにも適しています。サラダやおかず、小鉢料理を盛り付けるのにちょうど良いサイズで、和洋どちらの料理にも合わせやすいのが特徴です。

朝食のヨーグルトやフルーツを入れたり、副菜を盛り付けたりと、年間を通して活躍する器として重宝します。持ち手が控えめなデザインなら、取り鉢以外の用途でも違和感なく使えます。

5つの異なる柄が楽しめる取り鉢セット。鍋料理はもちろん、小鉢としても活躍する万能アイテム。

エピレシピ特選レシピをご紹介

エピレシピにも、鍋レシピはいろいろあります。ここでは、寒い冬にお勧めのレシピをご紹介します。

ねぎま鍋
まぐろと相性ぴったりのねぎを使用した一品。黒こしょうの代わりに七味唐辛子やゆず胡椒を加えてもおいしいですよ。
本レシピでご紹介している材料について、こちらのページもご参考にしてみてください。[blogcard url="/recipe/594/"]
塩鮭ときのこの土鍋ご飯
バター風味のご飯の上に塩鮭とキノコのソテーをのせ、ボリューミーな一品に。塩鮭は皮と骨を除いてほぐし、混ぜご飯のようにして食べてもおいしいですよ。
カニ甲羅鍋
捨ててしまいがちなカニの殻を活用した一品です。入れる具材はお好みのものでアレンジしてみてもOK。あれば卓上七輪にのせて、固形燃料で温めながら食べるのがおすすめ。
白魚の卵とじ鍋
白魚をシンプルに卵とじでいただく一品。溶き卵はできあがりの直前に加えることによって、ほどよい半熟状に仕上げることができます。
なめたがれいのぶつ切り鍋仕立て
なめたがれいはぶつ切りではなく、あら部分を使ってもOKです。切り身をそのまま鍋に入れてると臭みが出てしまうので、使う前に霜降りにしておくのがポイントです。
手羽先の大根鍋
鶏の出汁が効いたあっさりしたお鍋は、冬にお勧めな一品です。

まとめ

鍋料理は、日本の食卓に欠かせない料理であり、家族や友人とのコミュニケーションを深める素晴らしい機会でもあります。カセットコンロ、土鍋、とんすいといった基本的な道具を揃えることで、より快適で楽しい鍋料理の時間が過ごせます。

これからの寒い季節、温かい鍋料理を囲んで、大切な人たちとの時間を、お鍋を囲んで過ごしてみてはいかがでしょうか。新しい鍋道具を揃えることで、鍋料理がさらに楽しくなるはずです。


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