ヤリイカ

【ヤリイカ】
ヤリイカは、体長約30cm前後になり、細長く、足が極端に小さいのが特徴です。春から夏にかけて産卵をします。孵化して夏から秋にかけて小ヤリイカが漁獲されます。この小ヤリイカは初物とされていて、なかなか高級なヤリイカとして扱われます。これが冬には大きく成長し、”所詮ヤリイカ”として流通するようになります。
獲れてまもなくは透明、時間が経つにつれ茶色へと変化します。もっと鮮度が落ちると、白くなっていきます。
ヤリイカはたんぱく質を多く含みます。タウリンが豊富でコレステロール低下作用、視力向上、肝機能も高めてくれます。貧血に効果のある鉄分、発育促進に欠かせない亜鉛などもあります。
新鮮なヤリイカの選び方は、目が美しい黒であること、表皮の色が鮮やかな赤みがあること、触ったときにスーッと色が変わる状態だととても新鮮な証です。身は新鮮なほど透明で時間と共に茶色く濁り、真っ白くなっていきます。
イカは新鮮なうちに、まるのままの状態で冷凍しておくこともできます。また、さばいて短冊状にした状態でラップに包み冷凍しておいても、食べる前に流水で解凍すれば刺身でおいしく召し上がることもできます。

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