白菜

白菜は、もともと中国北部原産の野菜で、大きく成長するにつれ白い部分が太く伸びていくため、「白菜」と呼ばれるようになったといわれています。旬はだいたい11月下旬~2月くらいの寒い時期で、内葉、外葉、芯などの部位によって食感や味わい、栄養素も異なることも特徴です。
白菜を選ぶ際は、重さがズッシリとしていて葉先まで巻きがしっかりとして固く、底の切り口が白く新鮮なものが良いでしょう。カットされているものを選ぶのであれば、断面を見て葉が隙間なくギッシリと詰まっているものを選ぶと良いです。保存はカットがしてあるものでもそうでないものでも、白菜を立てて冷蔵庫で保存するのが適しています。
白菜は、大根、豆腐に並ぶ「養生三宝」と呼ばれ、冬の健康維持に欠かせない精進料理の野菜とされています。白菜にはカリウム、ビタミンCなどのミネラル類がバランスよく含まれており、食物繊維も豊富なためダイエットなどにも効果的とされています。調理する際には、加熱をしすぎてしまうとビタミンCなどの栄養素が壊れてしまうため、シャキシャキと歯ごたえが残るくらいの加熱が丁度良いでしょう。また、水溶性の栄養素は水に溶けるため、スープや鍋として食べるのも効果的です。

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