
日本料理にとってだしは基本。だしには一番だし、二番だしがあると言われています。一番だしは100℃以下で火を止めて余熱でうま味を押し出すのに対し、二番だしは一番だしで使った材料を使い、煮立たせてうま味をとります。家庭では一番、二番にこだわる必要はありません。だしをひくのは手間がかかると思われがちですが、意外と簡単に作ることができるのです。水に材料を入れて一日おけばそれだけで充分にだしが出ます。物足りなければそれをコトコトと煮てさらに美味しいだしを取りましょう。余熱で出す一番だしよりも濃いうま味があ...