パプリカ
ピーマンに見た目が似ているパプリカですがトウガラシの仲間とされていて、しかし苦みや辛味がなく、むしろ糖度が高く味としては甘く感じられる野菜です。パプリカのカラフルな色味は料理を鮮やかに彩るアクセントとして利用できるのも特徴ですね。
市場に売られているパプリカの大半は、韓国やニュージーランドなどから輸入されたもので1年を通して出回っていますが、日本での主な産地は宮城県や茨城県で多く生産されています。
市場にはさまざまな色のパプリカがありますが、その色によって含まれる栄養素は変わってきます。例えば、黄色いパプリカには美容に効果的なビタミンC、オレンジ色のパプリカには老化や生活習慣病を予防するβカロテン、赤いパプリカには新陳代謝を高めるカプサイシンが多く含まれているのです。色によって補いたい栄養素が分かるので覚えておくととても便利でしょう。
美味しいパプリカを選ぶ際は、全体の色が均一でシワがなく、ヘタの切り口が変色していないものを選ぶのがポイントです。あまり大きさが大きすぎるものは果肉が固くなってしまっている可能性があるため、適度な大きさのものを選ぶと良いでしょう。
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