煮しめ
おせち
お正月によく食べるお煮しめですが、鍋ではなくフライパンで作ることができます。実は、フライパンの方が全体を回せるので油がなじみ易く、効率よく作ることができるのです。
素材を茹でるときには順番があります。1つの鍋、1つの水で茹でるとき、1番効率の良い茹でかたを考えながら作ることも大切です。
素材に火が通ったかどうかを確かめるときには、「竹串を刺す」という表現がありますが、尖った方で刺していませんか?尖っているのだから刺さるのは当たりまえ。反対の方から刺して火の通りを確認するようにしましょう。
素材に火が通った後は、休む時間が必要です。
「煮物の極意は必ず冷ます」
時間はかかりますが、この工程を繰り返すことで素材が味を吸収してくれるのです。
調理時間:2時間
- アレンジレシピ投稿2件
材料4~5人分
レシピ動画
作り方
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1
お湯を沸かし、少量の塩を入れ、絹さやをサッとゆでてザルにあげる。
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2
【1】の鍋ににお酢を入れ、レンコンを入れて5~6分茹でて取り出す。(竹串を反対側から刺してみて、スッと刺さるくらいまで。)
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3
【2】の鍋にこんにゃくを入れてサッと湯を通し、その後水洗いする。 (最後に臭いのあるこんにゃくを茹でることによって、他の素材に臭いが移りません。)
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4
ごぼうは軽く洗い、回し切りにする。 (少しずつ角度を変えて回しながら切る回し切りは、均等の大きさになりやすいです。棒状の野菜はこのように切りましょう。)
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5
にんじんも皮をむき、同様に回し切りにする。たけのことレンコンは乱切りにする。 (大事なのは素材すべての大きさをそろえて切ること。こうすることで、素材に火が均等に入ります。)
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6
しいたけは石づきを取り、包丁で細かく目を入れる。
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7
こんにゃくはコップの淵を使って1口大にする。(コップの淵を使うことで、断面がザラザラになり味が染み込みやすくなります。)
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8
最後に鶏肉を1口大に切る。
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9
フライパンに絹さや以外の材料をすべて入れ、中火にかけて、サラダ油をまわしかける。
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10
全体を少しなじませたら、だしを入れて沸かす。
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11
沸いたら砂糖大さじ1と醤油大さじ1を加えて下味をつけたらあくをすくう。(醤油を入れると一気にあくが出るので、丁寧に取ります。)
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12
アルミホイル等で落しぶたをして弱火にして10分煮る。
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13
10分後、火からおろし、落としぶたを取って10分ほど冷ます。(ここで素材に味を染み込ませます。)
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14
【13】を再度火にかけ、落としぶたをして中火でさらに10分煮る。そしてまた落としぶたを取って冷ます。この煮て冷ますの工程をあと3回ほど繰り返す。
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15
【14】までの工程が終わったらふたたび火にかけ、味をみて砂糖大さじ2を加え混ぜて、10分冷ます。
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16
10分後、もう一度落としぶたをし、火にかける。煮汁がだいぶ少なくなったら落しぶたを取り、仕上げ用に醤油大さじ1と1/2を入れてフライパンを回しながら、なじませ、香り付けする。
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17
皿に盛って、絹さやを飾りつけて完成。
みんなのアレンジレシピみんなはこんなアレンジをして作っているよ!
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まりつこさん2018/05/29
煮物の極意は必ず冷ます!!
具材は違いますが、意識して作りました。
味が染み染みで、ほんとうおいしい!参考になった!1
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syusyokuharahmenさん2017/04/03
「煮物の極意は必ず冷ます」
↑この通り、冷ましました!!味がしみてとてもおいしかったです😊
根菜ってやっぱいいですよね😆参考になった!0
プロのレシピを自分流にアレンジして、
みんなに披露しよう!